約1年程前に、ボッチャボールの作り方など、 原型を依頼されました。
その原型をもとに、スポーツメーカーで制作された物が今回のリオパラリンピックに使用され、
日本ボッチャ界初のメダル「銀」を獲得し、前回ロンドン大会の8強から大躍進を遂げました。
(ボッチャとは脳性麻痺などにより、運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツで、
パラリンピックの公式種目となっており、全世界で40カ国以上に普及している。) ( ソース : Wikipedia )
本池が作品制作の合間を縫って制作した、ボッチャボールのサンプル作りの様子をご覧下さい。
正五角形の革を12枚カットし、手縫いで縫い合わせていきます。
牛革、羊革、豚革などいろいろな革で作ってみました。
縫い合わせたら、ひっくり返して
わずかな隙間からペレットを入れ、規定された グラム数に合わせて縫い合わせます。
完成したボッチャボールの原型。
台の上から何百回も転がして、転がる距離の誤差をテストしながら調整しました。
今回、リオパラリンピックでの日本ボッチャチーム 銀メダル獲得に、
MOTOが少しでもご協力できましたことを非常に嬉しく思います。
今後も日本製の品質の良さを世界に発信していきたいと思います!