画像: 読売新聞
東京パラリンピックのボッチャ競技にて、
杉村英孝選手が日本ボッチャ界初の金メダル、
ペアで銀メダル、チームで銅メダルを獲得し、
前回リオパラリンピック大会 チームの銀メダルを超える大躍進を遂げました。
数年前、本池秀夫の元へボッチャボールの作り方など、原型の依頼があり、
試行錯誤しながら原型が完成。
その原型をもとに、スポーツメーカーで制作された物が、
前回のリオパラリンピックから使用されています。
本池が作品制作の合間を縫って制作した、
ボッチャボールのサンプル作りの様子をご覧下さい。
正五角形の革を12枚カットし、手縫いで縫い合わせていきます。
牛革、羊革、豚革などいろいろな革で作ってみました。
縫い合わせたら、ひっくり返して
わずかな隙間からペレットを入れ、規定された グラム数に合わせて縫い合わせます。
完成したボッチャボールの原型。
台の上から何百回も転がして、転がる距離の誤差をテストしながら調整しました。
今回の東京パラリンピックでの日本ボッチャ代表のメダル獲得に、
MOTOが少しでもご協力できましたことを非常に嬉しく思います。