秋となり、朝晩のぐっとした冷え込みで、葉っぱも徐々に色づき始めました。
新見市の隣町、高梁市にある山を車で20分程上がっていくと、
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、
見事な町並みが整然と続きます。
新見市の隣町、高梁市にある山を車で20分程上がっていくと、
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、
見事な町並みが整然と続きます。
国の重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けた吹屋ふるさと村は、
江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。
弁柄(ベンガラ)は江戸中期から
全国ではじめて吹屋で生産されて以来、
江戸末期、明治、大正と大いに繁昌を続け、吹屋町並みの基礎をつくりました。
建物の壁やのれん、石畳までベンガラ色に染まっていました。
吹屋小学校 明治6年開校(1873)
平成24年3月まで現役の木造校舎として国内最古とされていた、
旧吹屋小学校(県指定重要文化財)。
美しい秋色に旧き良き時代の建築物とベンガラ色に染まる町並み。
こういう所を残していく事の大事さを改めて感じました。
新見展覧会を鑑賞された後は、ぜひ、吹屋村を散策して見てください。