MOTOアトリエです。
只今、MOTORの新作レザーキャスケットを製作中です。
只今、MOTORの新作レザーキャスケットを製作中です。
まずは素材選び。
かぶり物ですので牛革や鹿革を中心に柔らかい革の中から
キャスケットに適した素材を選びます。
膨大なレザーストックの中から時間をかけて選んだのはこれ。
↓
皮革の最高素材とされている、
ベジタブルタンニンなめしのイタリア製ベビーカーフ。
高級といわれるカーフの中でもごく少量の最高級レザーです。
カーフとは生後6ヶ月以内の仔牛の革のことで
成牛革に比べ非常にキメが滑らかで美しい質感。
ベビーカーフは高級革カーフの中でもさらにしっとりと柔らかく、
通常のカーフは1枚120デシ(革の面積の単位で1デシ=10平方cm)程度なのに対し、
70デシ程度しかないので流通量も少ない希少な素材です。
床面はザラツキもなく、とてもしなやかで肌触りが良いので、
かぶり物としても最適だと判断しました。
床面には、デシ数を表す焼き印が入っており、
今回使用するのは、40デシぐらいのモノがほとんどなので、
1枚の革からキャスケットが2〜3個程しか作れません。
そんなベビーカーフを贅沢に使い、
他にはない、至高のレザーキャスケットを目指して制作しようと思います。
具体的には、サンプルが完成次第、詳細をアップいたしますので、
お楽しみに!