鳥取短期大学で行っている、レザークラフトの授業風景をご紹介します。
専門教育科目のデザイン、アート分野の選択科目として、
本池良太を講師に招き、基本的な裁断や縫製、染色などの技法を学ぶとともに、
素材を活かしたレザー作品制作を行っています。
初回は基礎的な技術を学ぶことと、
何より自身の手で制作したものを使って育てる喜びを
感じていただきたかったので、
マウスパッドとトレイの制作に決めました。
革の裁断、のり付け、手縫い、染色、刻印、磨きと、
レザークラフトの基本的な技術を丁寧に教えています。
初めは生徒も少しぎこちない手つきですが、
吸収力も早く、だんだんと手慣れていきます。
プロ顔負けのオーラです!
手染めによる染色。
ハケを使って染料を塗り重ねていきます。
敢えてムラを強く残し、ヴィンテージような茶芯仕上げの作品。
色を重ねて奥行きのあるムラ感を表現しています。
使っていくといい感じになりそうですね!
色んなスタンプを組み合わせてアクセントになる柄を打ち込みます。
刻印選びも様々で、個性が光ります。
初めてとは思えない程、手縫いのステッチもきれいです。
レザートレイを制作中。
両角を折り曲げて、クセ付けします。
角を縫い合わせて完成です。
いい感じに出来ました!
自身の手で制作したものは、必ず愛着も湧きます。
大切に使って、ゆっくりと育てていくレザーの楽しみを
感じていただけたら嬉しいです!