MOTOアトリエです。
MOTORよりディアスキンを使用した新作のハンチングが進行中です!
前作のバイカーズキャスケットに続き、
クラシカルなハンチングをベースにMOTORらしい
しっかりとした縫製と素材を組み合わせた、
渾身のアイテムを作りたいと思います。
今回、使用する革は北米から買い付けた上質なディアスキン。
ディアスキン(鹿革)は割とおなじみの方も多いと思いますが、
軽量なのに湿気や摩擦に大変強い革なので、
日本でも昔から重宝されています。
銀面(表面)は光沢のある上品なスミクロで細かいシボ感が特徴的です。
床面はマットな黒でディアならではの肌触りの良い質感。
今回は互いに質感の異なる銀面タイプと床面タイプの両方を制作します。
早速、型紙を制作して、各パーツを手裁ちでカットします。
次は各パーツを漉き機で漉いていきます。
約1cm幅間隔で漉きました。
革を張り合わせる部分の厚みを押さえる為の重要な部分です。
各パーツを丁寧に縫い合わせていきます。