MOTOBLOG: 本池秀夫 風切りフェザー

2018-07-12

本池秀夫 風切りフェザー


今週14日 (土) からモトスタイルストア南青山でのイベントで販売される、

新作のフェザーシリーズが完成しました!!


前にもブログでお伝えした内容となりますが、
MOTOのオリジナルフェザーが生まれたきっかけ

1970年代、本池が20代後半の頃に
南青山にあるセントラル第2青山という建物の2階で
レザー&シルバー専門のアトリエを構えておりました。

その頃、同アパート内の1階でアトリエを構えていたのが
Goro'sのオーナー、高橋吾郎さんです。

高橋吾郎さんと本池  原宿のGoro's ショップ内にて  (86年頃)

その頃から吾郎さんとの交流も深まり、

当時から革の人形作品に彫金を取り入れていた本池も、

アクセサリーの制作に取り組んでいました。



今回は新作として、本池が以前から興味を持っていた、

風切りフェザーを製作することに。



まずはタガネを使ってライン入り。

タガネは1本ではありません。

太く力強いライン。精細なライン。

数種類のタガネを作って、複雑に組み合わせます。

金槌で叩く強さによって、彫の深さも決まります。

やり直しのできない1発勝負。

1本1本集中して、ラインを彫ります。



磨きの工程は、

磨きすぎると、せっかくタガネで入れた繊細なラインが消え、

ぼやけてしまうので、シャープさを残したまま進めていきます。

しっかり磨くにはテクニックが必要です。




本物の風切り羽根を参考に削り出していきます。

写真はバングルサイズの特大フェザー。




 新作の風切りフェザーが完成!




K18 小メタルを付けたモデルも。

程よくシャープでキレイなシルエット。



こちらは大きめのサイズ。



早速、完成したフェザーを使用してネックレスを組んでみました。

今回はチェーン以外にも革紐にKUDU (クーズー)を採用し、

SVネイティブビーズ、 SVオリジナルコンチョを組み合わせた、

新感覚のネックレスに組み上げました。



留め具部分のプレートもすべてハンドで製作。

K24ゴールドをワンポイントに落とし込み、

H. M( HIDEO MOTOIKE )の刻印を打ち込みました。

この刻印を使用するのは今年だけとなっておりますので、

2018年製の証となる貴重なモデルです。





フェザー以外にも今回のイベント用に製作した、

スペシャルなネイティブ ペンダントトップたちも豊富に揃っております。

今週土曜日から3日間の開催ですので、

お見逃しなく!!

【 EVENT 】
~ MOTO JEWELRY TRUNK SHOW ~ 
@ MOTOSTYLE-STORE 南青山 
7.14 (Sat) - 7.16 (Mon) 
open: 12:00 〜 19:00
※スタート前は混雑が予想されますので、順番に整理券を配布いたします。