MOTOBLOG: MOTOR NEW DENIM JACKET サンプルが完成しました!

2017-10-16

MOTOR NEW DENIM JACKET サンプルが完成しました!



MOTORの新作デニムジャケットが進行中です。

今回は、ヴィンテージを使ってディティールの説明をします。



【画像はヴィンテージのファーストモデルです】

フロントは、本池が最も愛するファーストモデルを参照し、

アシンメトリーな片胸ポケットに。

ポケットの形状、リベット留め、被せの裏生地などなど、

細かい仕様はもちろんですが、重要なのは全体のバランス感。

実際、寸法通り縫製されていないんですよね、、、

採寸するとプリーツなどもバラバラで頭が混乱しちゃいます。。


画像はヴィンテージファーストモデルです。】

そして、ファーストといえば、シンチバック。

ビジュアル的には最高ですが機能的には、、、



【画像はヴィンテージセカンドモデルです】

ということで、シンチバックを止め、

セカンド仕様のサイドボタンアジャスト採用。




【画像ヴィンテージセカンドモデルです】

これで車の運転も安心です 笑

(結構レザーシートが痛むんですよね。。)



【画像ヴィンテージファーストモデルです】

続いて、

ファースト、大戦の特徴でもあるカフスの併せですが、

これがまた、着ていると気になるわけで、、


【画像はヴィンテージセカンドモデルです】

ということで、カフスはセカンドを参照。



【画像はヴィンテージファーストモデルです】

襟は小さめが本池の好み。



【画像はヴィンテージの大戦モデルです】

とても大切なディテールであるボタンは、

無骨な印象が魅力的な大戦モデルを参照し、

「 月桂樹ボタン 」

ブランド名の入らない匿名性。


その他、ステッチの入り方など諸々のスペックを決めていき、

ヴィンテージのUNION SPECIALで縫製していきます。






サンプルが形になっていき、いよいよブランドの顔となる革パッチ!




今回はレザーブランドならではの拘りとして、

ホーウィン社・クロムエクセルレザーのナチュラルに決定。

ブランドロゴも一切入れず、

オイルアップレザーならではの無骨なエイジングで勝負!


そして遂に、、、







本池自身が納得いくまで型紙〜縫製部分までこだわって制作した、

デニムジャケットのサンプルが遂に完成!!

柔らか目の13ozのデニム生地ですのではじめから着心地も抜群です。

存在感のある大人のデニムジャケットに仕上がりました。



ここらで完成したサンプルの細かいディティールなどを

お見せしたいところですが、、

本生産の完成までもう少しお付き合いくださいませ。


秀夫が制作した渾身のサンプルを持って、

本生産をお願いする知人のファクトリーへ。

場所は、倉敷・児島。

ヴィンテージのUNION SPECIALがバリバリと稼働しております!!




次回を楽しみに。