MOTORの新作デニムジャケットが進行中です。
今回は、ヴィンテージを使ってディティールの説明をします。
【画像はヴィンテージのファーストモデルです】
フロントは、本池が最も愛するファーストモデルを参照し、
アシンメトリーな片胸ポケットに。
ポケットの形状、リベット留め、被せの裏生地などなど、
細かい仕様はもちろんですが、重要なのは全体のバランス感。
実際、寸法通り縫製されていないんですよね、、、
採寸するとプリーツなどもバラバラで頭が混乱しちゃいます。。
【画像はヴィンテージのファーストモデルです。】
そして、ファーストといえば、シンチバック。
ビジュアル的には最高ですが機能的には、、、
【画像はヴィンテージのセカンドモデルです】
ということで、シンチバックを止め、
セカンド仕様のサイドボタンアジャスト採用。
【画像ヴィンテージのセカンドモデルです】
これで車の運転も安心です 笑
(結構レザーシートが痛むんですよね。。)
【画像ヴィンテージのファーストモデルです】
続いて、
ファースト、大戦の特徴でもあるカフスの併せですが、
これがまた、着ていると気になるわけで、、
【画像はヴィンテージのセカンドモデルです】
ということで、カフスはセカンドを参照。
【画像はヴィンテージのファーストモデルです】
襟は小さめが本池の好み。
【画像はヴィンテージの大戦モデルです】
とても大切なディテールであるボタンは、
無骨な印象が魅力的な大戦モデルを参照し、
「 月桂樹ボタン 」
ブランド名の入らない匿名性。
その他、ステッチの入り方など諸々のスペックを決めていき、
ヴィンテージのUNION SPECIALで縫製していきます。
サンプルが形になっていき、いよいよブランドの顔となる革パッチ!
今回はレザーブランドならではの拘りとして、
ホーウィン社・クロムエクセルレザーのナチュラルに決定。
ブランドロゴも一切入れず、
オイルアップレザーならではの無骨なエイジングで勝負!
そして遂に、、、
本池自身が納得いくまで型紙〜縫製部分までこだわって制作した、
デニムジャケットのサンプルが遂に完成!!
柔らか目の13ozのデニム生地ですのではじめから着心地も抜群です。
存在感のある大人のデニムジャケットに仕上がりました。
ここらで完成したサンプルの細かいディティールなどを
お見せしたいところですが、、
本生産の完成までもう少しお付き合いくださいませ。
秀夫が制作した渾身のサンプルを持って、
本生産をお願いする知人のファクトリーへ。
場所は、倉敷・児島。
ヴィンテージのUNION SPECIALがバリバリと稼働しております!!
次回を楽しみに。