MOTOBLOG: MOTO スペシャルアイテム 続報⑩

2021-11-14

MOTO スペシャルアイテム 続報⑩

 

最後にご紹介するのは、ハンドダイ

MOTOと言えば、やはり手染めです。

今年は、新色グリーンに挑戦。

どうです??めちゃくちゃ良い色でてます!



被せはヌメクロコを使用。

本体は靴でもお馴染みのマットコードバン。

この深〜いツヤ感に吸い込まれそうです。

スペシャルのなかでも最も手が掛かっている、

エクスクルーシブなコレクションとなります。


クロコダイルの組織は複雑で、頭、腹、尻尾、竹斑、玉斑、斑と斑の間、
全て異なるので染まり方も変わってきます。

元々仕上げ済みのクロコダイルであれば手染め仕上げはできません。


使用しているヌメクロコは、植物タンニン鞣しで、
ほぼすっぴんの革だからこそ可能になる技法です。


一回り大きく荒断ちしたパーツを、染め、乾燥、染め、乾燥を繰り返し、
徐々に色を深くしみ込ませていきます。

左が染色後、磨き上げたパーツ。

染色、磨きの行程でパーツの形が変形してしまうので、
ここまで仕上げた後、やっと本裁断に入ります。


マネークリップMC1とキーケースKC6

手前FW4     奥FW1


このグリーンは、自信作!!



もちろん、その他継続色も展開しています。


この感じ、、MOTOです。

今期は、グリーン、ネイビー、ブラウン、ブラックの4色展開


クロコダイルとコードバン。

同じタイミング、同じ染料で仕上げるので、
全く異なる質感の革がバッチリまとまります。

MC1







FW4









KC6

左:C2   右:W6

LW2

FW1


LW2  手染めブラック

LW2  手染めネイビー

手前:FW3   奥:FW1

FW1  手染めブラウン

KC5  手染めブラウン

KH10  手染めネイビー

KH10 手染めブラウン

バックサイド(コードバン)



最後の紹介に見合う、拘りのコレクションです。

MOTOスペシャルアイテム、
約1年かけてリサーチ、収集する希少性の高い素材達。

皆さんに喜んで頂けることを願って。




純金+純銀のオリジナルコンチョも徐々に仕上がってきました。

地金から一つずつ作っているので、良く見ると全て微妙に違うんですよ。


それでは、
ここでしか手に入らない、MOTOのスペシャルアイテム
是非、お気に入りの1品を見つけて下さい。