MOTORのキャスケット。
ようやくすべてのパーツが揃いました。
(上からトップ、スベリ、腰、ツバ、アゴ紐、耳章)
各パーツがひと通り揃ったところでツバとアゴ紐を手染めで染色します。
私たちの手染めは独自で配合した染料を用い、
手染めならではのムラ感を大切にしながら、
丁寧にハケを使って染め上げていきます。
手染めは革の種類やその性質によって染料の入り方や色味が随分と変わってくるので
使用する革に合わせて染料の配合率を変えます。
靴や財布、その他の革小物もすべて染料の配合を変えることで、
革そのものの経年変化と合わさって
絶妙なグラデーションに変わっていくようになります。
染色が終わり、いよいよ各パーツの組み立て作業です。
まずはツバと腰、スベリ部分を縫い合わせます。
腰とは、ツバとトップをつなげる外周ぐるりの部分。
スベリとは内周ぐるりの部分。
腰とスベリの長さによって帽子の各サイズが決まってくるので、
この縫製もかなり重要です。
サンバイザーみたいですが、ツバ、腰、スベリ部分の縫製が完了。
ツバは既にエイジングしているかのような質感、深みのある色調、ムラ感は、
MOTOの手染めだからこそ表現できる仕上がりになっています。
次回はいよいよ完成に向けてのラストスパートです!
お楽しみに!!
次回はいよいよ完成に向けてのラストスパートです!
お楽しみに!!